先日、公開したばかりの「第9地区」を鑑賞してきました。
見ようかどうか考えてる方はある程度情報を得ていると思うので、あらすじは省いて、
実際に見た感想から意見を述べてみようと思います。
まず、いろいろな場所で言われていますが、結構グロい場面がいっぱいです。
どんなグロかというと、主人公が変異していく経過でゲロったり爪が剥がれたり、歯が抜けたりします。
モロな描写なのでこれで躓く人もいるかも知れませんね。
また、背景では動物の死骸や、宇宙人の卵なども結構キモいです。
戦闘シーンでは、ほとんどが「ひでぶ!」っぽい感じでスイカのごとく人間が破裂しますが、
一瞬の出来事なのであまりグロくはないです。
ただ、腕だけもげたりする場合もあるので、そのへんはやっぱり「見えて」しまいます。
ということで、
誰と見るか考えて行ったほうが良いです。
内容的には、自分はかなり楽しめました。
「クローバーフィールド」的な臨場感やリアリティを織り込みながらのSF映画ということで、
そういった系統が好きな人にはたまらないと思います。
「クローバーフィールド」のような常に
手ぶれしている感じはありませんので、酔ってしまう方でも問題ないです。
また、戦闘シーンやメカデザインは非常によくできていますので、FPS/TPSが大好きな人間は絶対に見ておくべきだと思います。
一般の人よりもこういった
ゲーマーのほうが楽しめるでしょうね。
ストーリーや設定にいろいろツッコんでいる方がいますが、この映画は
雰囲気を楽しめればいいと思うんですよね。
はっきりいって、この手のマニアックなSF映画が作られることは滅多に無いので、それだけで価値があります。
私は、この手のSFモノに飢えていましたし、
出演者の演技が非常に良かったために特に悩むこともなく世界に没頭出来ました。
ということで、グロ耐性があれば見た方がイイ映画だと思います。
ちなみにコレは、「Alive in Joburg」という
短編映画が元になっており、それにも主人公のヴィカスの人(監督の高校からの知り合いらしい)が登場しています。
私は、「第9地区」を見てから見たのですが、「これがあーなったのかぁ!」といろいろと思うところがあり楽しめました。
先に短編を見るよりも後で見た方が楽しめると思います。
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